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【高収入】稼げる営業職はこれだ!年収1000万円超えも狙える業界5選を徹底解説

導入と挨拶

どうも皆さんこんにちは
突然ですが、営業で「稼ぎたい」と思っている人って、本当にたくさんいますよね。最近は、弊社にご相談いただく方の多くも、「稼ぎたい」という気持ちから業界に興味を持ち、さらに詳しく知りたくなってお問い合わせをいただく、というケースが増えているように感じます。
ただ、世の中にはM&A業界以外にも稼げる業界はたくさんあります。


「稼げる」の定義とM&A業界への関心

今回の「稼げる」の定義ですが、「20代で年収1,000万円以上稼げる可能性がある」という基準でお話を進めていきます。
実際、「稼ぎたい」という理由で最初にM&A業界を知った、という方はどれくらいの割合ですか?

──割合で言うと90%くらいですね。
私自身もそうでした。年収ランキングを上から見ていくと、M&A業界が目につきますから。


今日のテーマと業界紹介

今日の大きなテーマは、「稼げる業界とはどこなのか?」という点と、「おすすめの業界」についてです。
ただ、「おすすめ」と一口に言っても、人それぞれ適性があります。
ですので、「この業界はこんな人に向いている」「こういう能力が身につく」といった視点からお話しし、最後には「転職の進め方」についても触れていきたいと思います。

まず、「稼げる業界」として、以下の5つをご紹介します。

  1. メーカー営業
  2. M&A仲介
  3. 生命保険業界
  4. 投資用不動産業界(不動産業界)
  5. 外資系IT業界

この5つについて、それぞれ解説していきます。


5業界以外でも稼げるところは?

ちなみに、この5つ以外にも、20代で年収1,000万円稼げる業界ってあるんじゃないですか?

──そうですね。私がM&Aアドバイザーをやっていたときに、いろいろな中小企業を見てきましたが、営業にインセンティブをしっかり設けている会社も結構あります。
特にメーカー系や法人営業を行う会社でも、インセンティブ制度によって、1,000万円までいくかは別として、同世代よりかなり稼げるという会社は少なくありません。


業界ごとの特徴と注意点

これから一つひとつ業界の特徴を説明していきます。
まず、メーカー営業を除く下の4つ──M&A仲介、生命保険、投資用不動産、外資IT──は、インセンティブの上限がない、いわゆる青天井型の報酬体系が特徴です。
そのため、年収1億円を稼ぐ人もいれば、成績が上がらないと年収400~500万円という方もいます。

一方で、メーカー営業は青天井というより、年収の幅が比較的安定しています。
M&A仲介の現場で働いていた経験から言うと、メーカーからM&A仲介へ転職される方は非常に多く、聞く限りでは業績によって収入が大きく変わるものの、入社2年目で年収1,000万円に達する方もいるようです。
29歳で年収1,500万円という話も聞いたことがあります。

ただ、メーカー営業で年収1億円を目指せるかと言われると、現実的ではありません。
なので、大きく分けると、「メーカー営業」か「残り4つの青天井型業界」か、という選択になります。

ここはご自身の志向性──ライフスタイルや働き方──に応じて選ぶと良いと思います。
また、中途でメーカー営業に入るのは難しいケースが多く、枠が非常に限られているため、中途の方にとっては残り4つの方が現実的な選択肢かもしれません。


なぜ総合商社やメガバンクが入っていないのか?

それ以外にも、総合商社やメガバンクも20代で年収1,000万円以上を目指せるのではと思いましたが、なぜ今回は入っていないのでしょうか?

──今回は「営業職」にフォーカスしている動画なので、総合商社や銀行は営業職というイメージがあまり強くないというのが理由です。
また、中途採用の観点で言うと、転職のハードルが高く、なかなか採用枠がないというのも外した理由になります。


おすすめ業界の考え方

ここからは「おすすめ業界」についてです。
ただ、「おすすめ」という言葉は非常に主観的で、人それぞれ志向やスキル、価値観が異なります。

ですので、「どんな人に向いているか」「どんなスキルが身につくか」という視点で、それぞれの業界を紹介していきます。


メーカー営業に向いている人

まずはメーカー営業について。
どういった方が向いているかというと、「決められたタスクをきちんとこなせる人」や、「作業のボリュームを積極的にこなせる人」が合っていると思います。

私自身はメーカーで働いた経験はないので、人づてに聞いた話になりますが、メーカー営業はKPIや行動管理が非常に厳格です。
例えば、週5日の営業日のうち、3日は外出、2日は電話営業、というようにスケジュールが完全に決められている企業もあります。

外出日には、朝8時半から夜遅くまでアポイントが詰まっている、というケースもあります。
このように、会社としての営業スタイルや制度が整備されているので、それにきちんと従って行動できる人は、結果を出しやすい仕組みになっています。

逆に言えば、自分で考えて工夫するというよりも、決められたフィールドで着実にタスクをこなすことが求められる職場です。
ですので、そういった環境に適応できる方には非常に向いていると思います。

仕事に向いている人の特徴

まず1つは、「自分の頭で考えて仕事をしたい」とか、「工夫しながら仕事をしたい」という人ですね。
もう1つは、「自分を律して仕事ができる人」です。
この2つの要素を持っている人っていうのは、今の時代、けっこうおすすめなんじゃないかなと思ってます。

そもそも、この5つの業界っていうのは、営業力があることが大前提なんですよね。
そこはもう言うまでもないので、今回の話からは外しますが、この2つの要素を持っている人はやはり向いていると思います。

なぜかというと、M&A仲介の仕事って、会社によって多少の違いはあるものの、いわゆる「ノウハウを店頭で教えてもらえる」とか、「上からの指示書があって、それに従えば成果が出る」といったケースが少ないんです。

なので、自分でいろいろ考えて行動したり、自分でアクションを起こして数字を作っていくような業界なんですよね。
だから、そういう仕事がしたいという人には、向いていると思います。

また、それに付随してくることとして、誰からもコントロールされない分、自分自身で自分を律しながら仕事をする必要があるとも思います。
ですから、「ある程度裁量を持って、自分の考えで仕事がしたい」という人には、この仕事はかなり合ってるんじゃないかなと思います。

M&A仲介で身につくスキル

身につく能力としては、もちろん中小企業のオーナー様との接触スキルもありますが、それだけでなく、他の会社と比べても、税務・財務・法務・ビジネスなど、非常に幅広く汎用的な知識が身につくのが、M&A仲介の特徴です。

だからといって、たとえば税務の分野で独立してご飯を食べていけるとか、法務の専門家としてやっていけるわけではないんですけど、少なくともある程度の理解はできるので、専門家と話すときにも共通言語でやり取りができる。

結果的に、五角形のようなバランスの取れた人材に育っていくと思います。


生命保険業界に向いている人

次に、生命保険業界についてです。これはもう有名ですよね。たとえばプルデンシャルさん。
我々の主なクライアントにも、このプルデンシャル出身の方が多くいらっしゃいます。

向いている人は大きく2つの特徴があると思っていて、1つは「対個人(ToC)のコミュニケーションが得意な人」。
もう1つは「人に対して親しみがある人(人たらし)」ですね。

実際、我々の周囲で成果を上げている人というのは、こういった要素を持っている人が多い印象です。

保険営業で身につくスキル

ここで身につく能力としては、2つあるかなと思っています。

1つ目は「付加価値を提供する力」。
もう1つは「紹介をもらう力」です。

まず、付加価値を提供する力について。
僕が以前契約していた方が言っていたんですが、保険の営業で「保険の話だけしていても、正直差別化にならない」って言ってたんですよね。

その方は金融知識、たとえば株や債券に関する知識がすごくあったので、まずはそういった情報を提供して、そのうえで「じゃあ保険ってどうですか?」というように、保険に付加価値をつけた話をしていたそうなんです。

結果的に、その方はMDRTという保険業界では非常に名誉ある表彰を受けるような成果を残していました。

こういった「付加価値を1つ添えて話す力」というのは、身につけられるんじゃないかなと思います。

そして2つ目の「紹介をもらう力」について。
プルデンシャルさんなどでは、紹介営業が中心です。
つまり、自分がいないところでも第三者に自分を売り込んでもらえるような力。
こういった紹介の連鎖を生み出す力も、非常に大切で、身につけることができると思います。


不動産業界に向いている人

続いては、不動産業界ですね。特に都心部の不動産です。
ここに勤務している方も多いと思いますが、向いている人の特徴としては、2つ挙げられると思っています。

1つ目は「フットワークが軽い人」。
不動産営業の方って、飲み会やさまざまなコミュニティに参加して、実際に営業していることが多いんです。
なので、そういった場に足を運ぶことに抵抗がない、フットワークの軽さは重要ですね。

それから、LinkedInなどでメッセージを送って会いに行くとか、対面での営業がまだまだ多い業界なので、そうした行動力も大切です。

2つ目は「資産形成に興味がある人」。
実際、僕の周りの不動産営業の方も、この分野に強い関心を持っている人が多いです。

生命保険がどちらかというと「守りのサービス」だとすれば、不動産投資は「攻め」の資産形成という位置付けです。
そういった分野に興味がある人にとっては、非常に向いている仕事なんじゃないかなと思います。

不動産営業で身につくスキル

ここで身につく能力としては、2つあります。

1つは「突破力」。
例えば、駅前などで名刺交換をして積極的にアプローチしてくる営業の方、いますよね。
そういう突破力が求められます。

もう1つは「忍耐力」。
電話を何十件、何百件と掛ける仕事なので、かなり泥臭いですが、だからこそ誰にでもできる仕事ではありません。
こういった能力を身につけることができるのは、非常に大きな強みだと思います。


外資系IT営業に向いている人

最後に、外資系IT営業です。
ここに向いている人の特徴も2つ挙げたいと思います。

1つは「周囲を巻き込んで仕事がしたい人」。
もう1つは「リスクを取ってでも稼ぎたい人」です。

まず1つ目。周囲を巻き込む力について。
最近、我々はSalesforceの方と関わる機会があるんですが、すごく印象的なのが、登場人物の多さです。

営業担当がいるのはもちろん、システム担当が2〜3人いたり、外部システムとの連携をする担当もいたり、とにかくいろんな人が出てきます。

これだけの登場人物が関わる営業というのは、そうそうありません。
なので、周囲の人を巻き込んで、プロジェクトを進めていきたいという人には、かなり向いている仕事だと思います。

もう1つは、リスクを取って稼ぐという点。
やはり外資系なので、ネットなどでも「成績が悪いとすぐクビになる」といった話が出ていたりします。
それでも、「リスクとリターンが見合っていれば問題ない」という考え方ができる人には、非常に魅力的な環境だと思います。

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